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第6話 ヨットに乗って昼ごはんを食べに

  • 広報委員
  • 9月17日
  • 読了時間: 2分

◆ 艇名 MOONRAKER (HUNTER29.5)


 艇名由来 moonrakerには、愚か者とか、大型帆船が順風時にメインマストのトップに掲げる帆など色々な意味がある。

初代のMOONRAKERを命名する時散々考えてつけた名前だが、今となってはただ単にうちのヨットの名前って感じ。


◆ストロングポイント サイズのわりにキャビン内が広く居住性がよい。まったりお酒などを楽しむのに最高。コックピットもラットの前が折りたたみ式テーブルになっていて、シーブリーズに吹かれながら一杯やると気持ちがいい。エンカイ仕様かな?


◆ウイークポイント 船長は、結構長い年月ヨットに乗っているのに一向に操船技術が上達していない。だから船の性能が全く出ていない。


MOONRAKERは、後期高齢者目前の船長と、まあそれなりの年齢の妻とのダブルハンドで海に出ている。


最近の私たちのヨットの楽しみ方は、日帰り可能な港にとめて、その近くの店で昼ご飯を食べるという、ランチデイクルージングというようなものである。


三河湾には数々の漁港や篠島、佐久島、日間賀島などの有人離島もあり目的地には枚挙のいとまがない。


インターネットのマップで、港から徒歩圏内で食事のできる店を探す。

見つかればそこが今回の候補港である。

海図やGPSを参考に係留可能な場所や、沖からの進入ルートをイメージする。

初めて入る港へのアプローチはかなり緊張するがそれがまた喜びでもある。

ヨットを舫ったら、近くで作業している漁師を探し、挨拶を兼ねて係留の許可をとる。


さあ次は昼ご飯だ。


お目当ての店まで港町の細い路地をのんびり歩くのは、たとえそこまでの航海がほんの二、三時間の短いクルージングだったとしても、見も知らぬ遠いところまではるばるヨットで渡ってきたようなちょっと不思議な気分にさせてくれる。


そして美味い地魚料理と一杯の冷えたビールにありつけたらそれはもう至福のひとときである。



次のお話は・・・Le lien( Yamaha 31S )さんにお願いします。

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